沖縄県八重山地方のよもやま


by yaimauta
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カテゴリ:やいま唄( 70 )

民謡コンクール前の最後の全体会、参加された皆様、お疲れさまでした。

今回は、玉川コミュニティセンターの舞台に白いテープで誘導線を引いて本番さながらの緊張した雰囲気の中、持っている人は衣装も着けて、「あがる」経験をしていただきました。

普段の練習会では、上手く唄えていて、「もう、ばっちり、準備OK!」という方でも、舞台の上では、まさかの「手が止まっちゃった。」「歌詞間違えた」「バチ落としちゃった」が起こってしまいました。

代表が、最後におっしゃったように、「緊張するとかあがる、のが、今日の練習。」でした。全部、大阪に残していって、本番では、実力を十分に発揮してきて下さい。

みなさん、大変よく練習していらっしゃるので、ひとことだけ感想です。

「調弦は納得出来るまで、ゆっくりと時間をかけて。合・四・工の時より工・四・合をゆっくりと、そして、深呼吸。」
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by yaimauta | 2006-05-29 22:07 | やいま唄

学ぶとは

c0007973_19582573.jpg師の側にいるということでもある、ということを感じました。確実にかなりのスピードで上達しています。「あがろうざ」とても素敵でした。
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by yaimauta | 2006-04-25 19:58 | やいま唄

最初の三文字

例外はあると思います。師匠の御言葉によれば八重山民謡は約600曲、僕が「ただ聴いたことがあるだけ」というものを含めても100曲にも足りません。ですから、こんなことを書いてはいけないのかも知れません。ですから、あくまでも僕の個人的な感想としてお読みいただければ幸いです。

唄を決めるのは「最初の三文字」だと、そう考えています。「鷲ぬ鳥節」なら「あやぱ」、「安里屋節」なら「あさと」、「小浜節」なら「くもま」、「つぃんだら節」の場合は例外で「さー」、この部分をキチンと唄うことが出来るようになったら、師匠曰く「気持ちよく唄える」に近づいてきたのかな、とそんな気がしています。

逆に、「苦手」と感じている曲は、この「最初の三文字」をまだ自分のものに出来てないなぁ、と。あくまでも、個人的な感想ですが。
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by yaimauta | 2006-03-31 16:41 | やいま唄

独唱指導

今回の独唱指導でいただいた言葉は、「ようやくアクが抜けてきたね。」でした。師匠がおっしゃることの意味を正しく理解出来ているかどうか自信はないのですが、「学ぶとは真似るということ」ということから推し量るとすれば、「真似る」が出来るようになってきた。と、いうことなのかな、と受け止めています。

僕が、八重山民謡を覚え始めた頃に、聴いていた音源は師匠のものではありませんでした。たまたま耳にした音源を工工四に照らして自己流で覚えたものです。今から思えば、随分乱暴な覚え方をしたものです。

この時期に覚えた唄が、実はまだ身体の中に残っていて、師匠の音源に沿って覚え直そうとしても、それが邪魔してなかなか前へ進まない、という悩みがありました。ですから、「アクが抜けた」と声を掛けていただいて、とても嬉しく思っています。

ただし、いまだに、師匠の前では唄えない唄が幾つかあって、それを直していくのには、まだまだ時間がかかりそうです。

師匠は「いろいろな音源を聴いてみるのも勉強になる」とも、おっしゃいます。僕の経験からすれば、相反している事のようにも取れますが、僕は、「勉強」と「学ぶ」ことは違うのだ、と捉えたいと思っています。

民謡の世界の奥深さをどんどん「勉強」し、それを肥やしとしてまた「学び」につなげて行ければと、そう考えています。
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by yaimauta | 2006-03-30 16:24 | やいま唄

工工四の使い方

c0007973_1450389.jpgこんなタイトルを付けると、また、お叱りを受けてしまいそうですが、特に県外で民謡を学ぶ者にとっては、一番悩ましいテーマのひとつだと思いますので、御容赦いただけますよう御願いいたします。

僕が、八重山の古典民謡を学び始めた頃には、よく「それは工工四と違ってる。」とか「何で工工四と同じに唄わないのか?」という指摘を受けました。今から思えば、恥ずかしながらかなり好きなように唄っていたのも事実ですが、「工工四を教科書として扱っていた」、ということなのだと思います。

ですから、昨年の古典民謡コンクールで審査委員長の講評を読んだ時、変化を感じました。「(主に県外からの受験者に対して)工工四に頼るのではなく、師匠の元に通い、唄の心を学ぶように努力されたい。」この方の師匠は、唄と工工四の同一性を重要視された工工四を作成された方で、これは大きな変化だと受け止めました。

実際に、その工工四は僕が知っているだけでも、3つの異なるヴァージョンが存在します。師匠が持っているものと、僕が持っているものと、後輩が持っているものでは、同じ曲でも内容が違っているわけです。実際にそれで練習が足踏みしてしまったこともありました。

しかし、僕は師匠から、「工工四を覚えるよりも僕の唄を感じて身体と心で覚えてください。」と教わってきました。そのおかげで、工工四上の多少の相違は気にならなくなっています。「工工四はあくまでも目安」ということが身についてきたからだと思います。迷った時には師匠の唄に帰ればいいのです。それでもわからなければ、おたずねしてみればいいと思います。

形が定まってしまった純粋な古典とは異なり、古典民謡は、歌い継がれてきた過程で、様々な変化を経て現在に至っているのだと感じます。そして、歌い継がれていく以上、また変化していく可能性があります。僕たちは、今と言う時にその現場に立ち会っているのだ、とそう思います。僕たちは、素晴らしいものを学んでいるのですね。
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by yaimauta | 2006-02-17 22:50 | やいま唄

首里へpart4

最高気温2度、最低気温0度の朝、通算4回目となる個人レッスンを受けに行ってきました。

10年振りではないかと感じられるほどの、ひどい風邪をひいてしまいコンディションは最悪だったのですが、師匠の「沖縄に来たら直るよ。」という言葉を支えに、那覇入りしました。

いざ、師匠の前で声出しをしてみると、細かい節回しが「全滅」あるいは「壊滅」状態で、全くコントロール出来ないという情け無いスタートとなってしまいました。

それでも、「今日だけ何とか出たら明日はもうええ。」と振り絞り必死に唄っていると師匠がひとこと「しかし何だね、君の声は風邪ひいてる時のほうがソフトでいいかも知れないね。」「・・・そう言われるとは思ってましたけど。」

本来なら「何で個人レッスンに体調合わせて来ないの?」とお叱りを受けても仕方ないところなのですが、そんな師匠のジョークに救われつつ、ノドの痛みをプロポリスのど飴とさんぴん茶でなだめすかしながら「仲筋ぬぬべーま」「月ぬまぴろーま」「とぅばらーま」と聞いていただいてるうちに、アッと言う間に、時間は過ぎてしまいました。

今回の収穫は、「初めて音程についてのダメ出しをもらわなかったこと。」につきます。まだまだ、十分ではないということはわかっているつもりなのですが、何しろ2004年5月8日、第1回目の個人レッスンの時からの宿題(めちゃ長っ!)だったので「次は、発声だね。」と言っていただけたのが、とても嬉しかったです。

土曜日上級クラスの皆さん、皆さんが音程の練習につきあって下さったおかげで、何とか、ひとつ階段を上ることが出来ました。この経験をまた今後の練習会でいかしていければと思っています。有り難うございました。

レッスンの後は、翌日に個人レッスンを受けるI田さんやまやちゃんも合流されて、久しぶりに師匠のお話をたっぷりとうかがうことができました。翌日に琉球民謡音楽協会の総会をひかえた大事な日に、貴重なお時間を割いていただき有り難うございました。まやちゃん、次の日も仕事なのに、いつもいつも歓待してくれて有り難うね!
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by yaimauta | 2006-02-09 19:11 | やいま唄
大阪三線クラブのメンバーは、チューニングメーター(以下チューナー)保持率が高く、ほとんどの方がお持ちだと思います。それで、皆さん三味線の調弦にチューナーをお使いになってると思うのですが、他にも使い道があります。

ひとりで練習している時に「自分の唄の音程が、ちゃんと三味線の音より高くとれているか。」ということを、確認するのにチューナーはとても有効です。

まず、師匠の音源と一緒に唄ってみて、次ぎに、ひとりで唄う、という練習方法をとられている方が多いと思うのですが、この「ひとりで唄う」時に役に立ちます。

実際にやってみると、自信がなかったところの音程がとれていたり、逆に、できてると安心していたところがダメだったりと、針の動きに一喜一憂することになりました(僕の場合)。

これを、繰り返していくうちに、自分の弱点がわかってきて段々と、できてると思ったところができていて、ダメだと思ったところがダメだったと、自分でわかるようになってきます。

是非、一度試してみて下さい。お正月休みの自宅練習にピッタリだと思います。

ところで、どの位高くとるかについての具体的な数値に御興味のある方は、お知らせ下さい。これについては、公開しない方が良いと考えていますので、個別に対応させていただきます。

よろしく御願いいたします。
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by yaimauta | 2005-12-29 21:58 | やいま唄

「移動ド」について

三味線の「合・四・工」を本調子で調弦する時に、クラブでは「B・E・B」の音に合わせてもらっています。楽器を演奏されたことの無い方の場合、これが分かりづらい、あるいは覚えられないという理由で、便宜上「ド・ファ・ド」ですよと、説明してきました。

その流れで、このコーナーの説明でもドレミ表現を併記したのですが、「ド・ファ・ド」ではなく「ソ・ド・ソ」ととらえた方が正確である場合もあるとの指摘を受け、追加しました。

これは二揚げの調弦にもあてはまることなのですが、その前に、いったん考えを整理して見たいと思います。繰り返しになりますが、ドレミ表現を併記した理由は、「音階を表すため」ではなく、「調弦のコツをつかむため」です。

ですから、他の楽器と合奏するということでなければ「ド・ファ・ド」と「ソ・ド・ソ」の両方を覚えなければならない、ということはあまりないわけですし、本調子に慣れてきて、二揚げの曲に挑戦しようという頃になれば、わざわざドレミにおきかえて表現しなくとも、「合・四・工」の「四」の音をひとつ高くとる、と覚えることが自然と出来てくるようになるのではないかと思います。

「尺」はちょっとやそっとではつかみきれない「シャク」な音で、「乙」は、師匠がおっしゃるように楽曲全体に影響を与える「オツ」な音、と覚えた方が、より一層愛着がわいてくるのではないでしょうか。

ということで、このコーナーでは、今後ドレミ表記を使用しないでいこうと思います。ただし、「こういうやりとりがあって、そうなった」ということは記録にとどめておいた方が良いと思いますので、削除や訂正は行いません。
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by yaimauta | 2005-12-27 22:36 | やいま唄

距離

c0007973_21534017.jpg首里の研究所ではは週に2回、火曜と金曜日にお稽古があるそうです。週に1回と思いこんでいたので、つい、「えっ、2回もあるの?うらやましーなーっ。」と漏らしてしまいました。

そしたら、Sのちゃんが、「そうですよねーっ、わたしたち、恵まれているんですよねーっ。」って、しみじみと言ってくれました。彼女は、関西出身で、確か7年間の北海道生活を経て、那覇に移り、研究所で学んでいます。

大阪に帰って1週間、確かに次ぎのお稽古が「また来週」という訳には行きません。指摘を受けて直せなかったところを、本当は、またすぐに聞いていただきたいのですが、次のお稽古まで何とか自分なりに考えながら進んでいくしかありません。

ですから、首里の研究所に通われている方は、本当に羨ましいと思います。しかし、僕はこう返しました。「そうじゃぁないですよ。あなたたちは自分で選んで、首里で研究所に通うということを、一番の大事なことだと決めて、ここに来たわけだから、偉いと思いますよ。今の環境を自分で努力してつかみ取ったわけでしょ。今の僕には、出来ないもの。」

そして、秋に大阪から移住したMやちゃんにこう言いました。「だからね、しっかり練習して、僕なんか、すぐに追い抜かしていまわないといけないよ。」

そして、自分にも言い聞かせました。「すぐに追い抜かれないように、僕もしっかりと練習しましょうね。」
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by yaimauta | 2005-12-06 21:54 | やいま唄

民謡の絶対音階(NG編)

調子に乗って「次の目標」とか、つい書いてしまいましたが、その前に師匠からいただいた「宿題」もあるわけで、さらに、「君ね〜っ」って呆れられてもしょうがないような「NG」も一杯もらって帰ってきました(^^;)

本当は公開するのはかなり恥ずかしいのですが、御参考になれば。


「読んですぐわかる」編

師匠「ちょっと3番の歌詞もう一度唄ってみて。」
僕「・・・さと〜ぬ〜し〜よ〜・・・においしゅ〜る〜・・・」
師匠「・・・さとぅ〜・すぃよ〜・・・にうい・・・だよ。」
僕「すみません(恥)」


「次第下げの練習をしたひとならわかる」編

僕「・・・す〜り〜〜よ〜・・・」
師匠「工中上四と下がるのは同じだけど、
こっちは、回さないでちっさな山をつくるんだよ。」


「何となくわかるような気がするけどできない」編

師匠「三線の音が良く聞こえてくると言うことは、唄が低いんだよ。
唄と一対になってないから三線の音が聞こえてくるんだよ。」


本当はもっとドバッともらってしまったのですが、
あんまり細かく公開してしまうと差し障りがあるかも知れませんので、
御興味のある方は、練習会の時などにお知らせください。
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by yaimauta | 2005-11-30 21:02 | やいま唄