沖縄県八重山地方のよもやま


by yaimauta
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2005年 12月 27日 ( 1 )

「移動ド」について

三味線の「合・四・工」を本調子で調弦する時に、クラブでは「B・E・B」の音に合わせてもらっています。楽器を演奏されたことの無い方の場合、これが分かりづらい、あるいは覚えられないという理由で、便宜上「ド・ファ・ド」ですよと、説明してきました。

その流れで、このコーナーの説明でもドレミ表現を併記したのですが、「ド・ファ・ド」ではなく「ソ・ド・ソ」ととらえた方が正確である場合もあるとの指摘を受け、追加しました。

これは二揚げの調弦にもあてはまることなのですが、その前に、いったん考えを整理して見たいと思います。繰り返しになりますが、ドレミ表現を併記した理由は、「音階を表すため」ではなく、「調弦のコツをつかむため」です。

ですから、他の楽器と合奏するということでなければ「ド・ファ・ド」と「ソ・ド・ソ」の両方を覚えなければならない、ということはあまりないわけですし、本調子に慣れてきて、二揚げの曲に挑戦しようという頃になれば、わざわざドレミにおきかえて表現しなくとも、「合・四・工」の「四」の音をひとつ高くとる、と覚えることが自然と出来てくるようになるのではないかと思います。

「尺」はちょっとやそっとではつかみきれない「シャク」な音で、「乙」は、師匠がおっしゃるように楽曲全体に影響を与える「オツ」な音、と覚えた方が、より一層愛着がわいてくるのではないでしょうか。

ということで、このコーナーでは、今後ドレミ表記を使用しないでいこうと思います。ただし、「こういうやりとりがあって、そうなった」ということは記録にとどめておいた方が良いと思いますので、削除や訂正は行いません。
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by yaimauta | 2005-12-27 22:36 | やいま唄