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沖縄県八重山地方のよもやま


by yaimauta
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どぅんた

明けましておめでとうございます。遅ればせながら、本年もよろしく御願い申し上げます。
八重山出身でもなく、子供の頃から唄っているわけでもないので、発声も発音もデタラメ=自己流である。発音の方は、繰り返しネイティブの音を聴くしかない。
しかし、発声の方は、毎日の積み重ねだと思っている。2〜3日練習をさぼっていると、声が出ないのが、はっきりとわかる。だから、毎日八重山民謡を唄っていたいのだが、これがなかなか難しい。
最近の定番は、与那国の「どぅんた」である。理由は、「三味線を使わない曲である」「メロディーが覚えやすい」「最初低くて、後で繰り返し八まであがる」と、もちろん「好きな唄である」こと。
「三味線を使う」唄は、やっぱり一緒に練習したいし、「メロディーが覚えにくい(難しい)」唄は、工工四やお手本を参照したいし、どこでもというわけにはいかない。一度、運転中に「夏花」を練習していて、前のトラックにぶつかりそうになったことがある。
「最初低くて、後で繰り返し八まであがる」唄だと、唄い終わった頃に、ちょうど他の唄の練習が出来るようになっている。例えば、通勤帰りにやっておくと、帰宅後直ぐに、二揚の曲でも比較的楽に始められる。
「好きな唄である」から毎日唄える。「今日の日のお願いは何ですか?」「命果報をお願いします」「旅果報をお願いします」。「渡り難い」と書いてどなん(渡難)と呼ばれた島の唄だけあって、旅の厳しさが切々と伝わってくる。生っちょろい内容の「旅日記」を書いている自分がちょっと恥ずかしい。
とまあ、僕の場合なので、参考にならないかも知れませんが、皆さんはいつもどんな曲から練習を始めてますか?
by yaimauta | 2005-01-08 17:15 | やいま唄